2月17日(月) 1・2時限、中学全学年で「伝統をつなげる会」を大教室にて行いました。この行事は総務委員が主体となり、主催・運営をしているものです。学業や部活動などで、優秀な成績を収めた本校中学3年生と内進生の高校3年生の代表生徒が、どのような意識を持って学校生活を送ってきたかを、後輩たちに伝える場として毎年行っています。更に今年度は、特別ゲストとして本校の15期生(平成28年度卒)でパリ五輪女子レスリング金メダリストの元木咲良選手にお越しいただきました。
登壇した中学3年生、高校3年生(内進生)は、学校生活の中で意識して取り組んできた勉強面や部活動のことを熱心に語ってくれました。生徒たちは代表生徒の話に熱心に耳を傾け、積極的に質問をしていました。
元木咲良選手は「強くなりたい」という気持ちを持って埼玉栄中学校に入学したそうです。怪我やスランプに陥り、オリンピックをあきらめようと思ったときに周囲にかけてもらった言葉「咲良以外はあきらめていないよ」に勇気をもらい、リハビリに取り組み結果を残すことができたそうです。また、たくさんの人の支えで弱い自分と向き合うことができ、今の自分があると語りました。中学生の「今」しかできないことを大事に、目標に向かって頑張ってほしいとエールを送られると、真剣に話を聞いていた生徒たちの目はより一層輝いていました。
生徒たちには、この会で学んだことを今後の生活に生かし、元木咲良選手や先輩たちの想いを引き継いで本校を盛り上げてほしいと思います。そして、3年生が高校に進学後、更に学業や部活動で活躍してくれることを期待します。
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