学校行事

全学年対象 パラスポーツ体験会を実施しました

投稿日2024/12/23

 12月19日(木) 1・2限目に、体育館にて生徒会主催のパラスポーツ体験会を、総合体育館にて実施しました。今年度は、ボッチャとゴールボールの体験を行いました。

 ボッチャは年齢や性別、障がいのあるなしにかかわらず、すべての人が一緒にプレーすることができるスポーツです。最初に先攻側が白いジャックボールを投げた後、対戦する両チームが赤と青の持ち球を投げてジャックボールに自分のチームの球を近づけた方が勝者になります。僅差の試合も多く、ボールをどこに投げるか、距離やコースを工夫する姿が見られました。

 ゴールボールは、鈴の入ったボールを互いに投げ合い、得点を競うチームスポーツです。全盲状態で公平に競技を行うため、フィールドプレーヤーは全員アイマスクを着用し、視覚を完全に閉じた状態でプレーします。したがってボールの「音」と「声」によるコミュニケーションが重要になり、選手は相手選手の投げる音やかすかな音を頼りにボールの出所を読み、体全体を使って守ります。ボールの位置が分からず、得点を防ぐのに苦戦する姿もありましたが、チームで協力して盛り上がりました。

 パラスポーツを今回初めて体験した1年生も、競技を行う中で先輩たちの様子を見ながら少しずつ慣れていき、楽しむことができました。体験を終えて、生徒たちからは「ボッチャではどこにボールを投げるのかを考えるのが楽しかった」「ゴールボールでは目隠しをしていたのでボールの位置を把握することすら難しかった」「障がい者の方への理解を深めていきたい」という声がありました。

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