中学 総合探究

冬の活動報告

投稿日2024/12/21

 総合探究部では、11月と12月の期間、埼玉県やさいたま市西区主催のイベントに出展するなど、校外での活動が充実していました。そこで、この冬の活動をまとめて報告します。

① 11月9日(土) 『西区ふれあいまつり』

 三橋総合公園で行われた、”西区ふれあいまつり”に参加しました。このイベントに参加するきっかけとなったのは、総合探究部が普段から地域交流活動を行っていることを知った近隣の方からの声かけでした。当日は、3種類の遊びを用意して、子どもたちに楽しんでもらいました。部員たちは、さいたま市西区で活動する団体として、地域振興に貢献できたことに喜びを感じることができました。

② 11月23日(土) 『寄居町竹あかりワークショップ』

 埼玉県寄居町の雀宮公園で行われたライトアップイベント”寄居町竹あかりワークショップ”に、以前より親交のある、早稲田大学公認サークル BAM部さんのお手伝いという形で参加をしました。今回は竹あかりの制作からイベント本番のライトアップまで一緒に活動することができました。制作の場面では、一から丁寧に教えていただき、合間にはトランプなどで団らんも楽しみました。ライトアップ当日は、竹あかりの販売の準備などもしながら、夕暮れのライトアップの時間を待ちました。ライトアップイベントは、12月1日(日)まで行われましたが、連日多くの方に楽しんでいただけたようでした。今回のような竹あかりによるライトアップイベントは、今後も依頼が殺到するとのことなので、これからもサポートしていきます。

③ 11月24日(日) 『子どもの居場所フェア埼玉』

 大宮ソニックシティで行われた”子どもの居場所フェア埼玉”に出展しました。このイベントは、埼玉県内で活動する子ども食堂と、それを支援する団体や企業が集い、子どもの居場所について考えるものです。昨年同様、フランクフルトの販売とプレーパークで子どもの遊びを出展しました。プレーパークでは、人気のバスボムづくりに多くの人が集まりました。

 ステージイベントでは、「こどもの居場所を考える」 というテーマで山﨑君(高校2年生)と土方さん(高校2年生)がスピーカーとして登壇。埼玉県子ども食堂ネットワークの代表である東海林さんと子ども食堂の活動や今後の展望について話しました。また、その後のPRコーナーでも元気よく発表し、フランクフルトも販売目標数に達することができ、充実した一日となりました。

④ 12月7日(土) 『本庄クリスマスマーケット』”

 埼玉県本庄市の本庄早稲田駅前のメインストリートで行われた”本庄クリスマスマーケット”に、BAM部さんのお手伝いとして参加しました。部員たちは、キッチンカーでの調理や販売など、普段できない経験をすることができました。BAM部さんとの活動も、これが年内最後となりました。

⑤ 12月14日(土) 『クリスマスパーティー2024』

 年内の最後は、本校にて実施した冬の地域交流イベント”クリスマスパーティー2024″です。近隣に住む約90名の親子の参加がありました。毎回参加していただいている常連さんだけでなく、噂を聞きつけて新たに参加していただいた方も多くいました。部員たちは、地域に少しずつ認知されていることを実感することができました。

 パーティーでは、クリスマスの世界観に合わせた遊びで一緒に遊ぶほか、工作系の出し物として、飛び出す絵本をまねたクリスマスカードも用意しました。さらに今回は、BAM部さんからいただいた竹と工具で制作した自作の竹あかりも飾りました。BAM部さんとの活動を紹介しながら、部屋を暗くして照明をつけた際には、子どもたちから歓声が上がりました。部員たちは、時間に都合をつけながら、みんなで協力して作った甲斐があったようでした。

 部員たちで立ち上げた “西大宮子ども食堂SAKAE” の活動も、このクリスマスのイベントから始まりました。これをもって2年目の活動が終わりました。3年目も内容に幅を持たせながら、新しい方にも届くように広報活動の在り方なども考えていきます。部活動として取り組み続ける以上、部員の入れ替りがあっても、初心を忘れずにいつまでも地域に愛される存在として取り組んでいきます。

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