12月10日(火)、3学年の難関大クラスを対象に、東京都内の各省庁・地方裁判所・国会議事堂訪問を実施しました。公民の授業で学ぶ、国会・内閣・裁判所や関係省庁を見学し、実際の仕事や機能について理解を深めることを目的に行いました。はじめに、皇居周辺を散策し、その後、東京地方裁判所と農林水産省に分かれて訪問しました。
農林水産省では、農村地域での鹿や猪などによる鳥獣被害対策の最新情報や、ジビエ料理や鹿革・猪革製品、ペットフードなど、日常生活に取り入れられる楽しみ方についても学ぶことができました。また、主な業務説明に加え、省内見学も行い、普段は立ち入ることのできない記者会見室を見学するという、とても貴重な体験をさせていただきました。
東京地方裁判所では、「道路交通法違反」と「出入国管理及び難民認定法違反」に関する裁判を傍聴させていただきました。社会科の事前学習で行った模擬裁判から学んだことを通して、現実の裁判官、検察官、弁護人、書記官など裁判に関わる方々の仕事を学ぶことができました。傍聴終了後は質疑応答の時間を設けていただき、さらに知識を深めることができました。
省庁の見学後はクラス全員で、国会議事堂内の見学を行いました。本年度は「衆議院」を見学しました。本会議場や御休所、中央広間などを見て回り、国会の仕組みや国会議事堂の歴史について学ぶことができました。
今回の行事を通じて、公民の授業で学ぶ、国会・内閣・裁判所や関係省庁の実際の仕事や機能について理解を深めることができました。行政機関の中で働く人の姿を身近に感じ、進路への意識がより高まることを期待しています。
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