10月16日(水) 4時限目、中学高校全学年の生徒を対象にした一斉避難訓練を、地震及び火災発生を想定して実施しました。はじめに緊急地震速報の訓練放送が流され、生徒たちは机の下に身を隠しました。その後、火災発生の校内放送で出火元の確認をし、教員の指示に従ってグラウンドへ避難しました。
生徒たちは、その場の状況で臨機応変に判断し、1階の東西南北の非常口も有効に活用して避難していました。避難開始から校舎外に出るまで、1学期よりも1分以上短縮されるなど、これまでの訓練が生かされていました。今回の防災教育では、消防官の方にも立ちあっていただき、実際に119番通報の訓練と、初期消火活動の模擬訓練も行いました。消防官の方からは、前回同様「3,000人を超える規模の学校でも組織立っており、中高ともに整然と避難できていた」と、評価していただけました。
初期消火活動の模擬訓練では、教職員、生徒それぞれ5名ずつが、消防官の指導の元、消火器での初期消火を体験しました。今後も人数を増やし、継続的に訓練を実施していきたいと考えています。生徒たちには今回の一斉避難訓練の経験を活かし、緊急事態に対応できるようにしてほしいと思います。
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