12月19日(火) 1~3限目にかけて、生徒会主催の全学年対象『パラスポーツ体験会』を大教室・体育館にて実施しました。
はじめに、大教室にて開会式を行いました。続いて、実際のパラスポーツ選手の講演を聞いた後に諸注意の確認を行い、その後、体育館へ移動してボッチャとブラインドサッカーの体験を行いました。
ボッチャは年齢や性別、障がいのあるなしにかかわらず、すべての人が一緒にプレーすることができるスポーツです。最初に先攻側が白いジャックボールを投げてゲームがスタートします。その後、それぞれのチームが赤と青の持ち球を投げて、ジャックボールにどれだけ自分のチームの球を寄せられるかで得点を競います。はじめはコツを掴めなかった生徒も少しずつ慣れていき、ボールをどこに投げるか工夫することができるようになりました。
ブラインドサッカーは、フットサルをもとにルールが考案されたスポーツで、フィールドプレーヤー・ゴールキーパー・ガイド (コーラー) といったポジションがあります。フィールドプレーヤーはアイマスクを着用し、視覚を完全に閉じた状態でプレーするため、「音」と「声」によるコミュニケーションが重要です。使用するボールには内部に金属のプレートが取り付けられており、シャカシャカと音が鳴ります。プレー中はボールの音やかけ声、ガイド (コーラー) からの指示をよく聞いてゴールを目指します。生徒たちは、前後の位置関係がわからず、得点を決めるまでに苦戦する姿も見られましたが、チームで協力して盛り上がりました。
パラスポーツを今回初めて体験した生徒も、競技を行う中で少しずつ慣れていき、楽しむことができた様子でした。体験を終えて、生徒たちからは「ボッチャではどこにボールを投げるのかを考えるのが楽しかった」「ブラインドフットボールでは目隠しをしていたため、ボールを蹴ることすら難しかった」「障がい者の方への理解を深めていきたい」といった感想が寄せられました。
Copyright© Saitama Sakae Junior High School