学習進学

　10月18日(水)、3年生医学クラスの生徒20名が、筑波大学国際統合睡眠医科学研究機構（IIIS）という研究施設を訪問しました。

　施設内のラウンジで昼食を取った後、プログラムに参加しました。まず、事務部門長の木村先生からIIISの紹介をしていただき、続いて柳沢先生の「睡眠の謎に挑む」という講義を受けました。生徒たちは、事前学習の段階から目的意識を持ち、睡眠について自分なりの疑問をまとめて当日の講義や見学に臨みました。

　柳先生の講義後、生徒たちはIIIS内の見学をしました。施設を回りながら、各先生方の研究内容の説明を聞くことができました。最後には、大学院生と対話をさせていただく機会がありました。

　筑波大学IIISを訪問した後、生徒たちからは「睡眠をしない生き物はいないということに驚いた」「睡眠時間が長い方が成績が良く、睡眠時間が多くとれる企業の方が業務成績が良いという研究結果が興味深い」といった多くの感想が寄せられました。事後学習として、生徒たちは講義や見学した内容をそれぞれレポートにまとめます。今回の訪問を通じて、普段学校では学べない最先端の研究内容や施設に触れることができ、とても貴重な機会となりました。