学校行事

　10月20日(金)、2学年難関大クラスの生徒たちが、東京大学史料編纂所(東京都文京区)を訪問しました。はじめに、史料編纂所の概要と活動、大学で人文学及び歴史学を学ぶ意義、史料とは何かについて講義をしていただきました。その後、グループごとに史料のレプリカや刊本を熟覧しました。今回見せていただいたのは「豊臣秀吉掟書」「織田信長朱印状」のレプリカと『春日社記録』写真帳、東京大学史料編纂所が刊行している『大日本史料』や『オランダ商館長日記』等です。また、最新の研究成果である「史料に用いられている紙の再現」についてご説明いただき、実際に再現された紙を手に取って間近で見ることができました。生徒たちは史料に触れることで、文字の違いや時代・成分による紙質の違いなどに気付き、積極的に教授の方々へ質問していました。

　史料編纂所の見学後は、東京大学本郷キャンパス内をグループごとに見学しました。生徒たちからは「史料を読むのは難しかったが、読めるようになってくるととても面白かった。」といった感想が寄せられました。事後学習では、今回の見学から得られた学びを個々でまとめます。