3月5日(火)、第51回 卒業証書授与式を、総合体育館にて挙行しました。寒さが残りつつも春の訪れを感じられる佳き日に、多くの保護者と教職員に見守られながら、普通科616名、保健体育科275名、合計891名が高等学校3ヵ年の課程を修了しました。
卒業生たちは晴々とした表情で、吹奏楽部とコーラス部の演奏に合わせて堂々と入場しました。卒業証書授与の呼名では、卒業生一人ひとりが大きな声で返事をして、3年間の成長を保護者に示していました。
続いて、式次第にしたがい各賞の賞状授与を執り行いました。校長式辞では、校歌にある一節「日々の努力に花よ咲け」が、はなむけの言葉として贈られ「目標に向かって様々なことに尽力し、たゆまぬ努力を続け、成果を出してほしい」と述べられました。送辞に続く答辞では「コロナ禍で悔しい思いをすることもあったが、文化祭や体育祭、修学旅行では様々な経験をすることができ、同級生とたくさんの思い出ができた。親への感謝の気持ちを忘れず、夢に向かって挑戦していきたい」と述べました。
校歌斉唱では、本校で過ごしたかけがえのない3年間への思いが抑えきれず、感極まる生徒も見られました。仰げば尊し斉唱では、参列者全員で別れを惜しみ、厳粛な雰囲気の中にも感動的な時間を過ごすことができました。
卒業式後は各クラスに戻り、担任から生徒一人ひとりに卒業証書が手渡されました。クラスで過ごす最後のホームルームは、何ものにも代えがたい一生の思い出になりました。
本校を巣立つ卒業生たちは、無限の可能性を秘めた宝です。卒業生の皆さんが社会で活躍することを教職員一同願っています。ご卒業おめでとうございます。
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