2月15日(木)から2月24日(金)にかけて、普通科2学年の4泊5日の修学旅行(広島・岡山・神戸・大阪)を5班編成で順次実施しました。生徒たちにとっては、昨年4月の体験型英語学習以来の校外行事で、高校生活初めての宿泊行事になりました。
1日目は、広島駅に到着後、広島お好み焼きを頂きました。その後、原爆ドームと広島平和記念資料館を見学しました。現地のボランティアガイドから話を聞くなかで、当時の惨状についてあらためて考え、平和について学ぶ機会になりました。
2日目は、広島県宮島にて世界遺産の厳島神社に行きました。日本三景のひとつにも数えられ、霧がかかった神の島と松の木は、美しい大鳥居と相まって大変素晴らしいものでした。宮島散策・昼食後は、尾道市内の班別研修に向かいました。瀬戸内海を見下ろす千光寺公園からふもとの市街地にかけて、しまなみ海道を横目に市内を散策しました。
3日目は、白壁の蔵屋敷が立ち並ぶ倉敷美観地区班別研修から始まりました。レトロモダンな風景を眺めながら生徒たちは散策を楽しみました。昼食後は、備前焼陶芸体験をしました。完成した陶器が、生徒たちの手元に届くのは約3か月後になります。夕食は神戸港の夜景でディナークルーズを行いました。不慣れなテーブルマナーに、緊張気味の生徒もいましたが、美味しく頂くことができました。
4日目は、大阪市のユニバーサルスタジオジャパンでの自由行動。初めて訪れた生徒も多く、アトラクションやイベントを思う存分楽しんでいる様子でした。夕食はアメリカ文化あふれるハードロックカフェでとりました。
5日目最終日は、大阪市内をグループで自由に観光しました。エスカレーターの左右の違いや方言等に驚く生徒も多く、地域による文化を肌で感じ取ることができました。集合場所の新大阪駅では、腕いっぱいにお土産を抱えた笑顔の生徒たちを迎えることができました。
修学旅行を終えた生徒たちからは「普段話さない人とも話をすることができ、友人を増やすことができた」「事前に計画を立てることの大切さを感じた」などの声が聞かれました。通常の授業での学習内容だけではなく、平和学習を通して命の尊さや、将来生きるために必須となる力も高めることができました。生徒たちには、修学旅行で得た知識や経験を様々な場面で活かして欲しいと思います。
Copyright© Saitama Sakae High School