10月29日(土)、第75回全日本合唱コンクール全国大会(高等学校部門)が、青森県のリンクステーションホール青森(青森市文化会館)にて開催され、本校コーラス部は15年ぶり13回目の出場を果たし、銀賞を受賞しました。
大会直前の練習では八戸学院大学の講義室や総合体育館、青森市立新城中学校の多目的ホールを使わせていただきました。青森県の方々が、コーラス部の部員たちを温かく歓迎してくれました。
コンクールの課題曲は「Gaude virgo, mater Christi(作曲:Josquin des Prez)」を選曲しました。本番ホールに合った発声方法や表現、立ち位置などを最後まで調整し演奏に臨みました。自由曲はアメリカの作曲家 Jacob Narverud さんに、コーラス部のために作曲していただいた委嘱作品「Adoramus Te―prelude to Cónditor Alme Síderum―」「Cónditor Alme Síderum」を演奏しました。バリトンソロの安定した声が響き渡り、四声の美しい響きと重なりました。クライマックスでは最大九声に分かれ、幅広い音域の和音がホール中に響き渡りました。
大会を終えて、出場した部員たちからは「今できる一番良い演奏ができた」「ホールは思った以上に響き、気持ちよく歌うことができた」などのコメントが寄せられました。コーラス部顧問で指揮者の島方先生は「メンバー全員で全国大会の舞台に立てたことは、部員たちにとって素晴らしい経験となった」と振り返りました。
全国大会のシーズンも終わり、現在は 1・2 年生を中心に活動しています。今後ともご支援とご声援の程よろしくお願いいたします。
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