10月25日(火)、体育祭(体育栄光祭)を3年ぶりに、上尾運動公園陸上競技場にて実施しました。前日の予行は雨に見舞われて中止となりましたが、体育祭本番の当日は約1,000名の保護者を迎えて開催することができました。曇り空の一日でしたが、全プログラムを滞りなく行うことができました。
今回の体育祭は予行(予選)がなくなったことで、本番当日の記録で順位が決定します。個人種目の100m・走幅跳・ジャベリックスローでは、各々が力を出し切る熱戦が繰り広げられました。綱引きでは学年対抗になるため、先輩後輩が真っ向から激突する白熱したシーンが多く見られました。
SAKAEリレーは1学年種目、男女混合で50mを各クラス10名でリレーしました。障害物リレーは2学年種目、網くぐりなどの8種類の障害物を各クラス24名でバトンをつなぎました。大縄跳びは3学年種目、高校生活では最初で最後になる体育祭に、クラスの団結力で挑みました。クラス対抗リレーは全学年参加、各クラス男子8名・女子4名でリレーしました。
体育祭前半の締めを飾ったのは、普通科1学年のビバビクス。体育祭恒例の栄オリジナルダンスです。曲のリズムに合わせて笑顔でダンスをしました。また、体育祭後半までの間には吹奏楽部によるミニコンサートも行いました。
体育祭後半は部活動行進から始まりました。本校の部活動のほとんどが参加するプログラムで、マーチングバンド部を先頭に、各部活動の3年生部員が主に行進しました。それぞれの部活動が趣向を凝らした演出を行い、観衆を大いにわかせました。
体育祭プログラムの終盤は、保健体育科による集団演技を行いました。はじめに保健体育科女子全員270名によるダンス。生徒たちが振り付けや構成など全てを手がけ、リズムを取り入れたダンスを披露しました。続いて体育祭の最後を締めくくる、保健体育科男子総勢390名(歴代最多)によるマスゲーム。人文字・タワー・ピラミッド・写真隊形など、一糸乱れぬ集団行動で見るものを圧倒し、コーラス部とのコラボレーションも初めて試みました。
コロナ禍になってからは、体育祭を行うことができなかったため、生徒たちは手探りで準備を進めてきました。しかし、生徒たちは体育祭本番において、見事に各種目や集団行動と演技を行うことができました。生徒たちがこれまでの思いを果たすかのように、体育祭を全力で楽しんでいた姿がとても印象的でした。
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