第1日 | ||
2月11日、A組、B組の2班に分かれ成田国際空港に集合。待ちに待ったアメリカ演奏旅行への出発の日がやってきました。海外に行くのが初めてな部員が多く、期待と不安をかばんに詰めて飛行機に搭乗しました。約14時間のフライトを終え、現地時刻21:30、部員131名がテキサス州サンアントニオ市に到着しました。 今回の遠征に同行してくださるマークさんとも合流し、アメリカ遠征いよいよスタートです!(担当者 松木・右崎) |
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第2日 | ||
最初に行った場所は「アラモの砦」。テキサス州の歴史が詰まった場所で、歴史を学ぶことができる映像も放映されており、テキサスに住む人たちの地元愛の強さを知ることができました。昼食は、各自ショッピングモール内でとりました。食べ物も飲み物も日本とはサイズが全く違い、とても驚きました。 午後はホストスクールであるロナルド・レーガン高校に行き、ホストファミリーの方々と初対面、緊張しましたが、温かく家族に迎え入れてもらえました。ホストファミリーの中には高校の外国語の授業で日本語を習っていて、日本語で挨拶してくれる子もいました。翻訳アプリを使用したり、授業で習った英文を活用したりして、ホストファミリーとの会話を楽しみました。(担当者 松木・右崎) |
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第3日 | ||
今回、私達を暖かく迎えてくださったロナルド・レーガン高校の講堂にて、日米親善コンサートを行いました。 曲目はJ.ジル―作曲「交響曲第4番」から始まり、ミュージカル「ラ・ラ・ランド」や「レ・ミゼラブル」、栄の定番曲「オーメンズ・オブ・ラブ」など全10曲を演奏しました。 アメリカで私達の演奏を受け入れてもらえるのだろうかと不安がありましたが、ステージに上がるとすぐに大きな拍手と歓声で演奏会の幕開けとなりました。1つ1つの曲が終わるごとに会場のボルテージはどんどん上がっていき、アンコールの「オーメンズ・オブ・ラブ」では、スタンディングオベーションを頂きました。日本では経験したことのない盛り上がりで幕を閉じたこの演奏会は、私達たちにとって大きな自信となりました。 (担当者 今宮・坂田) |
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第4日 | ||
2月15日はテキサス州サンアントニオ市にて行われたテキサス州最大の音楽イベント、Texas Music Educators Association(以後TMEA)クリニックで演奏させていただきました。 C.オルフ作曲「カルミナ・ブラーナ」、樽屋雅徳作曲「ミンストレルボーイの主題による変奏曲〜少年楽師の祈り〜」、マリンバ独奏によるリムスキー・コルサコフ作曲のオペラ「皇帝サルタン物語より熊蜂の飛行」などを演奏し、2,400名収容のホールが満席になり、スタンディングオベーションを頂くなど、世界各地から集まった音楽指導者の先生方に大変喜んでいただきました。 今回のTMEAクリニックを通して、練習の段階での基礎合奏の工夫や、慣れない場所での行動や指示出しなど、1,2年生にとっては貴重な経験となりました。(担当者 平山・坂田) |
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第5日 | ||
今までお世話になったホストファミリーとのお別れの日となってしまいました。短い間でしたが別れはとても寂しく感じました。3日間本当にありがとうございました。 ホストファミリーと涙のお別れの後は、今回のアメリカ遠征のもう一つの重要なイベントであるTMEAクリニックでの大滝先生による基礎合奏のクリニックが行われました。ブレスビルダーや紙パックを使用した練習、歌から楽器につなげる練習、ユニゾン練習、ハーモニーなどを中心に披露しました。3,000名近い観客が会場いっぱいに集まり、とても評判が良く、大きな拍手とともに、質問が絶えませんでした。終了後もたくさんの人が声をかけてくれました。今まで基礎合奏を見せる機会はあまり無かったので、良い緊張感をもって取り組めたと同時に、改めて基礎合奏の大切さを認識することができました。 クリニック後は、展示会を見学しました。展示会は巨大なスペースに600を超えるブースが開設され、楽譜や楽器、記念グッズなどが販売されていて、様々なメーカーの楽器を試奏することもできたので、日本では経験できない忘れられないひと時になりました。 (担当者 平尾・右崎) |
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第6日 | ||
サンアントニオ市からカリフォルニア州ロサンゼルス市に移動し、朝から夜までL.A.の街を観光しました。たくさんの場所に行ったので、遠征中1番忙しい日となりました。部員131人の大移動となるため、飛行機での移動は4つの班に分かれました。第1班の集合時間はなんと午前2時半!ホテルの部屋よりも、バスや飛行機の中で寝ていた時間のほうが長くなってしまったかもしれません。 ロサンゼルスに到着し、最初に訪れたのはサンタモニカビーチです。この日は幸運なことにとても天気が良く、楽しむだけでなくきれいな写真もたくさん撮ることができました。 次にアカデミー賞授賞式の会場として使用されているチャイニーズシアターに行きました。テレビでしか見たことが無い建物を生で見ることができ、知っている俳優の名前や手形を見つけて、みんなで盛り上がりました。 |
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その後、ロサンゼルスを一望できる展望ポイント、グリフィス天文台を訪れました。グリフィス天文台は、映画「ラ・ラ・ランド」の中にも登場します。山の斜面には「HOLLYWOOD」の文字が浮かび、きれいな景色にうっとりしました。 |
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最後にファーマーズ・マーケットを訪れました。カリフォルニアでしか買うことができない雑貨や服などがたくさん売られていて、おそろいのキーホルダーやお土産などを買いました。最後の楽しいショッピングにテンションが上がり、疲れがどこかに飛んでいきました。 夕食はイタリア料理を頂きました。デザートのケーキは日本のケーキに比べとても甘くて驚きました。 長い1日でしたが、初めての経験をたくさんすることができ、本当に楽しく心に残る1日となりました! (担当者 右崎・松木) |
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第7日 | ||
カリフォルニア州ロサンゼルス市にあるユニバーサル・スタジオ・ハリウッドに行きました。実際に映画の撮影地として使われていた建物などを見てまわれるスタジオツアーや、日本にはないアトラクションもあり、充実した一日を送ることができました。(担当者 坂田・右崎) |
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第8・9日 | ||
ついにアメリカを離れる日がやってきてしまいました。アメリカでの思い出を振り返ると、名残惜しくて、長いようであっという間だったとしみじみ思います。ロサンゼルス空港を午前10時ごろ出発し、約12時間のフライトを経て、現地時間午後3時半ごろ羽田空港に到着しました。9日間本当にお疲れさまでした! |
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アメリカ演奏旅行を終えて | ||
今回アメリカ演奏旅行を通して、国や文化が異なり言葉の壁があったとしても、音楽を通じて人とつながることでお互いに感動し、感動を与えられることが分かりました。これからは日本でももっと沢山の感動を与えたいと強く感じ、練習に励みたいと思いました。 この演奏旅行に参加させてくださった保護者の方々や先生方、また企画と添乗をしてくださったブレーン株式会社の方々、私たちを温かく迎え入れてくださった現地の方々、本当にありがとうございました。(担当者 今宮・坂田) |
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