学校行事

　2月17日(月)、1学年の生徒たちに向けて、パリ五輪レスリング女子62キロ級で金メダルを獲得した元木咲良選手(令和元年度卒)による特別講演会を、総合体育館にて実施しました。当日、元木選手は日本代表ジャージに身を包み、金メダルを掲げながら登場。生徒たちは大きな拍手で迎えました。

　元木選手は自身の競技生活について、けして順風満帆とはいえないものだったと語りました。競技成績が向上した矢先の怪我やスランプなど、オリンピックを諦めようと思い苦しんだ時期もあったそうです。それでも挫折を乗り越え、周囲への感謝の気持ちを忘れずにレスリングに向き合ってきた元木選手の言葉に、生徒たちは真剣に耳を傾けていました。

　元木選手は「今まで辛いことも良いこともたくさん経験してきた。あらゆる困難があったが、起きたこと全てに無駄なことは無かったと思っている。努力が報われないこともあるが、頑張ってきたことは今の自分に繋がっている」と、自身の経験で得た学びや気づきをたくさん生徒たちに伝えてくれました。元木選手が語った言葉は、学業や部活動に励んでいる生徒たちを、大いに勇気づけるものとなりました。