2月4日(火)~6日(木)の2泊3日、京都・奈良にて校外学習を実施しました。夏に台風で延期となってしまった行事のため、生徒たちは当日を心待ちにしていました。
初日は、奈良国立博物館(なら仏像館)と東大寺大仏殿を見学しました。仏像館では、ボランティアガイドから仏像の種類や作り方など沢山の説明をしていただき、ワークショップにも参加しました。東大寺では、博物館で学んだことを踏まえて実物を見ることができ、実際に見る大仏の大きさやその精巧さに圧倒されました。見学の合間には奈良公園で鹿と触れ合うこともできました。
2日目は、京都市内にて班別自由行動を行いました。この日の京都市内はとても寒く、場所によっては雪の中での見学となりましたが、どの班も計画通り見学地を訪れることができました。班のメンバーで協力して、充実した1日を過ごすことができました。
最終日は、光雲寺での座禅体験と西陣織会館での漆器加飾体験を行いました。光雲寺では、厳かな雰囲気に緊張しながらも初めての座禅に臨みました。呼吸を整えたり、警策を受けたりしながら最後まで集中して取り組むことができました。漆器加飾体験では、事前に準備したデザインを写生紙の上からなぞって漆器に転写し、その上から丁寧に塗料で色付けしました。完成品が手元に届くのが楽しみです。
3日間の校外学習を通して、生徒たちからは「お寺や神社を見学して、歴史への興味が広がった」「座禅に集中して取り組んだらとても気持ちよかった」「クラスメイトと協力して行動することで仲が深まった」といった感想が聞かれ、日本の歴史や伝統文化に触れながら級友との仲を深める良い機会となりました。
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