総合探究部では、夏休みの間に外部団体との共同イベントや企業訪問、全国大会出場など、さまざまな活動を行いました。今回は夏休み後半の8月の活動についてご紹介します。
① 8月6日(火)・7日(水) 高校生ボランティアアワード2024全国大会
新宿住友ビル三角広場で開催された「高校生ボランティアアワード2024全国大会」に、2年連続で出場しました。「高校生ボランティアアワード」は、公益財団法人"風に立つライオン基金"により、ボランティア活動に取り組む高校生の交流の場として、2016年に創設されました。今年は、オンライン予選に参加した全国152団体から選ばれた88団体が全国大会の場に集まりました。
大会では、この1年間取り組んできた地域交流活動を「学生主体の街づくり」としてまとめました。また、2日間を通じて全国の高校生やNPO団体の方に自分たちの活動をアピールするだけでなく、この会場で交流した高校生同士で立ち上げた ※「47分の1プロジェクト」によって、学校の垣根を超えた活動につなげていきました。2日目には、お笑い芸人のテツandトモさんや、ももいろクローバーZの高城れにさんと交流することもできました。
※「47分の1プロジェクト」とは、高校生ボランティアアワードから生まれた、令和6年能登半島地震の被災者支援を目的とした高校生による募金プロジェクト。
大会最後には、表彰式のほか、歌手の 泉谷しげるさんや さだまさしさんから歌のエールが送られました。全国から集まったボランティアに取り組む高校生の活動を見て、部員たちは大いに刺激を受けることができました。
② 8月6日(火)・7日(水) 大宮日進七夕まつりボランティア
ボランティアアワードと同日、大宮日進七夕まつりにボランティアとして参加しました。日進を拠点に活躍する"チムチム七夕子ども食堂"さんのお手伝いとして、牛乳パックヨーヨー、プラカップ風鈴のワークショップ、盆栽ダー(ボンサイダー / さいたま市西区オリジナル炭酸飲料水)の販売を行いました。
③ 8月19日(月) ワールドカフェ
公益社団法人埼玉中央青年会議所が主催するワールドカフェに参加しました。このイベントは、若者が自由に政治について議論する場として企画されたものです。カフェのようなリラックスした雰囲気の中で話し合いを行うことで、創造的なアイディアを生み出すことを目的としています。本校生徒以外に、浦和大学や東洋大学の学生、役所の職員など行政に関わる方も参加をして「希望の街づくり」をテーマにグループディスカッションを行いました。ゲストスピーカーとして、衆議院議員で内閣官房副長官も務める村井英樹さんから、埼玉県の高速道路延伸問題や増税、国防についてなど、貴重なお話を伺うことができました。
④ 8月24日(土) SAKAE夏祭り
SAKAE夏祭りは、夏休み最後のイベント。春のスプリングフェスに続く、総合探究部が取り組む地域交流企画の夏イベントです。今回は約50家庭150名の方にご参加いただきました。夏祭りにちなんだ手作りの遊び道具で親子をおもてなしをして、食堂では部長の大場君が地域交流イベントに対する思いや日頃の活動について話をしました。本校OBで、ナポリタン専門店"パンチョ"を経営する野尻圭介さんには、特製お弁当の提供だけでなく、食を通じた社会貢献の大切さについてお話をいただきました。
以上が、夏休み中の活動報告となります。子ども食堂から始まった人の輪が、少しずつ広がり、さまざまな活動へとつながっています。総合探究部では、2学期も秋のハロウィンイベントなど地域を盛り上げる活動を行っていく予定です。興味のある人は、ぜひ一度遊びに来てください。
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