10月29日(日)、『西大宮ハロウィンウォーク2023』を開催しました。この企画は、本校周辺約2.5kmのルートを仮装して練り歩くウォークラリーイベントです。子ども食堂立ち上げから始まる総合探究部の地域貢献活動の1つで、通勤通学者が多い西大宮という街の課題である住民と地域の交流を目的としたものです。
8月頃から準備を始めていましたが、最終的に17の企業・団体から協力を得ることができました。広報活動では、作成したビラを周辺の幼稚園・保育園などへ配布しました。保育園の中には、当日に協力をしてくれるところもありました。9月末にはビラの配布も終わり、申し込み開始から1週間ほどで、想像以上の参加希望者が集まるという反響に、部員一同とてもうれしく思いました。イベント当日は、総合探究部の部員以外に、写真部や有志のボランティアの協力も得てスタートしました。
参加者はまず、受付でお菓子袋とルートが書かれているパンフレットを受け取ります。ルートを見ながら途中にあるお菓子スポットでお菓子をもらいながら、西大宮の街を歩きます。受付前にハロウィン仕様のゲートも設置し、記念撮影もできるようにしました。
参加した保護者の方からは「普段立ち寄らないお店や、そこで働く人と交流することができた」「自分たちが暮らす地域への愛着が増した」などの声を聴くことができました。
以下は、副部長である土方蒼良さん(1年生)の感想です。
「ハロウィンイベント本番を、大きな事故なく終えることができて、ほっとしています。100組を超える申し込みをいただいて嬉しかった半面、17名しかいない部員で運営ができるのか不安でした。当日は、部員以外のボランティアの方の力を借りて実施することができ、感謝しています。子どもたちが元気に走り回る姿を見たり、保護者の方から感謝の言葉をいただいたりしたことで、これまでの苦労が報われた気がしました。今年だけで終わることなく、西大宮の新しい魅力として発信できるイベントに育てていきたいと考えています」
当日の様子は、埼玉新聞にも取り上げられました。ご一読いただけますと幸いです。
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