12月13日(水)と14日(木)の2日間、Global Studies Program (グローバル・スタディーズ・プログラム) を、中学・高校の希望者を対象に、本校会議室にて実施しました。このプログラムは、英語をツールとして留学生 (埼玉大学, 早稲田大学, 筑波大学) と意見交換を行うことで、英語によるコミュニケーション能力の向上と、国際感覚を養うことを目的としています。当日は、本校生徒6名のグループに留学生がリーダーとなり、プログラムが進められました。
プログラムでは、グループワークを中心に、ディスカッションやプレゼンテーションの練習及び発表をしました。生徒たちは自己紹介の際、日本の素晴らしいところや、本校の普段の様子についても紹介しました。各グループは、英語でディスカッションをした後、テーマ(ジェンダー, 食品ロス, 緑の豊かさ)を決めて資料を作り、プレゼンテーションを行いました。また、留学生から母国と日本の文化の違いについて話を聞くなど、生徒たちは親交を深めることがでました。
プログラム中は、”仲間をリスペクトしよう” を合言葉に、 “間違ってもいい” というチャレンジ精神のもと、生徒たちは積極的に取り組むことができました。 はじめは緊張気味だった生徒も、留学生や友達同士での英会話を通じて、プレゼンテーション後には、堂々と英語で質問ができるまでになりました。
生徒たちからは「留学生が話しかけてくれて自分もこんな風に話していいんだと思えた」「自分の英語に自信を持つことができ、もっと積極的に英語を使いたいと思った」「英語を学ぶだけでなく、それぞれの国の文化や歴史など様々なことを知ることができた」「様々な国の人たちとコミュニケ―ションを取りたいと思うようになった」など、感想が寄せられました。今回のプログラムに参加した生徒たちにとって、この2日間、扉の向こうには様々な国籍の人がいて、共通言語の英語が響き合う、貴重な異文化交流の空間になりました。
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