11月11日(金)、2学年を対象に、日本原子力文化財団 (帝京大学 大谷浩樹 教授) による放射線の講義を、本校多目的室にて実施しました。
1時間目は、放射線の基礎について講義がありました。生徒たちは、今まで持っていた放射線のイメージと、実際の放射線との違いに気がつき、熱心にメモを取りながら学んでいました。
2時間目は、実習を中心に行いました。まず、班ごとに霧箱を観察して、放射線を実際に測定しました。初めて目にする放射線量に驚きの声が上がり、写真や動画を撮影する生徒も多くいました。
その後、簡易放射線測定器の「はかるくん」を使って、身の回りの物の放射線量を測定しました。植物や階段、スマートフォンや自分自身など、各自が興味を持った物から出る放射線を測定し、放射線がより身近にあることに気づきました。
生徒たちは、日ごろ漠然と危険なものと感じていた放射線について、講義を通じて正しい知識の習得ができました。放射線の観察や測定を体験することで、放射線は日常どの場面でも存在することを実感していました。
なお、当日の様子は日本原子力文化財団Webサイト「エネ百科」にも掲載される予定です。
Copyright© Saitama Sakae Junior High School