10月1日(土)、高校2学年αコース医学選択の生徒16名を対象に、包括連携協定を締結している日本薬科大学にて、探究活動の一環としてPCR特別実習を受講しました。
コロナ禍で一般的に知られるようになったPCR法について、実際に一連の実験を行うことで理解を深め、専門的な知識や技術の体得を目的としています。
実習の内容は「PCR法の基本と応用~抗ウイルス応答遺伝子の発現解析~」のテーマのもと、RT-PCR法を用いてウイルス感染時の気道上皮細胞における遺伝子発現変動を検出するもので、ウイルス感染を模した刺激を行った気道上皮細胞由来の試料4種のRT-PCRを行い、その後、電気泳動による確認を行いました。
実験の合間のランチは大学食堂内で薬膳カレーを頂きました。食堂が綺麗でランチもとても美味しかったです。
生徒たちは、講師の先生をはじめSA(学生アシスタント)の方々からも丁寧な指導をいただいたことで、楽しみながら実験を行うことができました。実習を振り返り「副学長や先生方の話を聞いて、医師の使命や責任について理解を深めることができた」「実験を行う際、SAの方とたくさん話をすることができた」など、充実感を得られたコメントが生徒たちから寄せられました。
PCR特別実習を通じて、生徒たちが現代医学の基礎を担っているバイオテクノロジーに関心を持ち、これからの医療を担う人材になってくれることを期待しています。
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