7月13日(水)5,6時限目と14日(木)の1~6時限目、全学年の医学・難関大クラスの生徒を対象に、「実践型探究学習」第1回目を、おもちゃクリエーターとしても活躍している 株式会社ウサギ代表取締役 高橋晋平氏を講師に招き実施しました。初日の5,6時限目は担任が学習内容の導入、二日目は1限目に講師からの説明、2~5限目にかけて各クラスでの制作、6限目に総評を行いました。
今回の探究学習では、皆が楽しめる新しいスタイルのボードゲームを、いくつかのグループで発案して作成することを実践しました。実践型探究学習は、未来を予測することが困難な時代において、実際に社会問題の解決に取り組んでいる、各領域のフロントランナーを講師に迎えた企画です。生徒たちが将来、世の中の変化に対して、的確に対応できるようになることが目的です。
生徒たちは、全体説明での講師の話を理解し、クラス・グループごとの作業を経て、全グループが独創的なボードゲームを完成することができました。
生徒一人ひとりが、正解のない課題に仲間たちと協力して、物事を作り上げていくことの難しさや、その過程の中で改善点に気付き、修正してより良いものにしていく大切さについても学びました。生徒たちからは「ボードゲームをグループで試行錯誤して完成させ、お互いにゲームをすることで楽しめた」などのコメントが寄せられました。
各グループの完成したボードゲームに対する講評では、今回の制作における意味や意義の説明を通して、探究学習が社会活動にどのように結びついていくかを、生徒たちは確認することができました。
今後の実践型探究学習 は、2学期末に、医学・難関大クラスを対象に第2回目を実施します。また、高校1・2学年アルファコースの生徒を対象とした実践型探究学習 第1回目も予定しています。
Copyright© Saitama Sakae Junior High School