10月22日(金)、株式会社東京ドームを訪問しました。株式会社東京ドームは、東京都文京区に本社を置き、東京ドームや東京ドームシティアトラクションズ(旧後楽園ゆうえんち)などを運営する会社です。東京メトロの後楽園駅下りてすぐの場所にある複合娯楽施設の運営の裏側を学ぶだけでなく、自分たちのプレゼンテーションスキル向上も兼ねて、広報部を訪ねました。
はじめに、企業全体の説明と東京ドームシティの経営コンセプトなどを説明してもらいました。その後、こちらで用意したプレゼンを行いました。今回のプレゼンのテーマは「コロナ禍で減った来場者を再び増やすためのアイディア」です。
まずは、杉田君。文京区は大学が多い土地柄から、大学生の新歓イベントを敷地内で行いやすくするキャンペーンを実施することで、大学生の入場者増を狙ったアイディアを提案しました。
松本さんと平野さんはSNSを活用した効果的な宣伝方法を提案しました。#(ハッシュタグ)やキャラクターを活用したトレンドに乗る方法、または写真に統一感を持たせるなど「バズる」ための具体的な方法を提案しました。
松井君は野球を題材にした漫画作品とのコラボや、若者を中心とする電子書籍を読む習慣のある客層へスポット広告を打つのが効果的なのでは、と宣伝方法を提案しました。
最後に大場君は、乗り物酔いしやすい人にも配慮した施設運営について提案しました。これまで乗り物酔いを理由に敬遠しがちな人にもアトラクションに乗ってもらうことで、乗客者数の増加につなげるという提案でした。
それぞれが異なる視点で、具体的なアイディアを提案することができました。特に、SNSに関するアイディアについては、今後前向きに検討してもらえるとのことでした。
広報の方からは講評とアドバイスもいただき、プレゼンテーションの改善点を見つけるだけでなく、これからの活動への自信にもつながりました。総合探究部では、今後も社会を知る活動をしていきたいと思います。
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